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[カザフスタン旅] アルマトイ国際空港→市内移動、プチ散策

2022年8月の旅行記。大学4年生夏休みの大冒険。

 

アルマトイ国際空港に到着。レートは諦めて空港内で両替をして空港を出る。

空港出入口の近くをうろうろしていると市内行のバスがやってきたので、慌てて飛び込んだ。運賃支払い方法は現金かICカードの二択で、両替もお釣りも無い。

一体どうしようかと思っていると、空港のパスポートコントロールで私の後ろに並んでいた男性が運賃を払ってくれた。その後、その男性はなんと日本人だということが判明した。ロンドン在住だが、今回は乗り継ぎついでにここを観光すると話していた。そんなこんなで街の中心部まで一緒に行き、少し付近を観光した。

 

まずはゼンコフ正教会を見学。教会前の広場はカオス状態だった。広場中央には大量の鳩がいて、その鳩たちを轢く勢いで子供達がカートの乗り物で爆走していた。また、広場を囲むように屋台が並んでいて、馬車にインコに何でもありだった。

日本で言えば、清水寺の本堂の真正面でお祭りするようなものか。

教会の中に入ると一気に厳かな雰囲気になり、聖歌隊とオルガンの演奏に合わせて司祭が歌いながらお香を撒いていた。私も入り口で貸出スカーフを被り、周りに合わせてなんとなく頭を垂れてみたりした。ある程度見学してからそっとその場を離れる。

 

アルマトイの街は明るく清潔で緑に溢れていた。若者や子供も多く行き交い、活気もある。散策していると、道端でギターで弾き語りをする青年やアコーディオンを弾いている初老の男性を見かけた。街に音楽があるのは良い。オリジナルの歌なのかカバーなのか分からなかったが、青年の渋い声と物憂げなメロディが気に入った。

 

適当なレストランで一緒に食事をした後、男性は私の宿の近くまで送ってくれた。日が暮れた後も路上で女の子たちを見かけたので、そこまで危なくないのだろうと考えて残りの道のりを一人で歩いた。わずか数分だったが、通りは暗く、女一人で歩くにはやっぱりあまり適していなかった。

 

泊ったのはiHostel Almatyという宿。

夜闇の中、怪しげな外観。

ドミトリーの8人部屋には私を除いて既に4人滞在していた。

ちなみに、シャワーの出し方が分からなくて困った。スタッフを呼びに行こうとしたら、今度はドアの鍵の開け方が分からなかった。どんなに鍵を回しても開かず、ドアをノックして助けを呼んだが誰もいなかった。

バスルームはあまり清潔とは言えなかったが、水圧とお湯はばっちりだった。

それから、飲料水を手に入れるべく再び外に出た。この時点で21時か22時ぐらいだったと思うが、100メートル程度ならいいかと女一人で買い物に行った。

迷いに迷って、ペットボトルの水と、クッキーと、いちごジュースを買った。半グレ風の女の店員さんは私の英語を聞いて面倒くさそうにしつつも、最後にはお情け程度の愛想をくれた。

明日の朝食。

なんだかんだで無事一日が終わり、就寝。

 

次の記事では、アルマトイからビシュケクまでの移動について綴ります。