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[コロンビア旅] ボゴタ一日観光 | 教会、カフェ、ジャズ

2022年9月の旅行記です。大学4年生の夏休みの大冒険。

 

ボゴタ空港(BOG)には早朝5時に着いてしまったので、充電スペースに居座って時間を潰す。このフロアにはスターバックスやちょっとしたレストラン・カフェも有り。空港内で交通ICカードも買える。

 

その後、空港発の無料シャトルバスとトランスミレニオ(バスの一種)を乗り継いでUniversidades駅へ。車内では毎回駅名を案内してくれる上、電光板表示もあるので安心。ラ・カンデラリア地区とボリバル広場と教会がこのあたりに集合している。

才能あるアートがあちらこちらに

サントゥアリオ・ヌエストラ・セニョーラ・デル・カルメン教会

行政機関・広場へと繋がる道は武装した警備員によって厳重に守られていて、通行時は荷物チェックがあった。ちなみに、コロンビアの警察の制服とバイクはそれぞれ黒と蛍光緑のツートーンデザインで、どうしても韓国アイドルのAespaの衣装コンセプトに見えてしまう。

 

ボリバル広場にはたくさんの鳩と物売りのパラソルが。そんなに怖い雰囲気はなく、雰囲気は南米の広場のイメージそのまま。ボゴタ市庁舎・Alcaldía Mayor de Bogotá、博物館のような格好の裁判所・Palacio de Justicia、国会議事堂・Capitolio Nacional de Colombiaなどが一気に見学できる。

 

お腹が空いたので近くのArte y Pasión cafeというカフェに入る。

高校生くらいの男の子の店員さんがテーブルでラテアートを披露してくれ、私が拍手すると少年も嬉しそうにはにかんでいた。

ラテとクッキー

お次はボテロ美術館へ。美術館は広場の近くにあり、徒歩でアクセス可能。

小さな入り口の割に中はとても広かった。展示場は小さなものが15部屋ほどあり、一階から二階までボリュームたっぷりだった。ボテロの作品は丸々と太った人物が特徴的で、猫や小鳥までぶくぶく太らせていた。

人物は揃って、求心顔、細いアーチ眉、小さな目・鼻・口が特徴。

 

楽器まで太らせる徹底ぶり。

絵画に加えて彫刻もあり、ボテロの他ピサロピカソといった有名画家の作品まで見ることができた。よく整備されたシンメトリックな中庭も素敵。

 

美術館の帰りには広場に戻りながらCatedral Primadaを見学した。外観もシックで立派ながら内部も美しかった。少し足を伸ばしてサン・フランシスコ教会も見たが、入り口には落書きがあり、ややショッキングだった。

公共の建物、ましては神聖性へのリスペクトを問いたくなる

帰りは家屋のグラフィティを楽しみながら元の駅まで戻った。本気で探せばもっとたくさん見れたはずだが、観光客一人でうっかり物騒な路地に迷い込むのは御免だった。さすがにコロンビアでは身の安全を優先することにし、人通りの多い道を通って駅に戻った。

 

Portal Eldorado駅はそこそこ大きく、どのホームに行けばいいか分からず同じ道を何度も往復した。駅自体が横に長いので、最後は30分ほど歩いたと思う。無料の空港シャトルバスに乗りたかったのに、柵に囲まれた乗り場への行き方が分からず断念。一般のバスに乗って行くことにした。

 

ボゴタの市バスは座席がプラスチック製で、気を付けて座っていないとつるつる滑って落ちそうになる。すると突然楽器隊が乗り込んできてジャズバンド演奏が始まった。エレキベース、パーカッション、トランペット、サックスという構成で、2曲演奏するとチップを集めて降りていった。私は一曲目(Bésame Mamaという曲です)がとても気に入った。公共交通機関で爆音ゲリラパフォーマンスなんて日本ではあり得ないけど、コロンビアのアート魂を感じた(?)。

 

そして空港到着。出発ロビー側にあるCrape& Wafflesというカフェでスイーツを頂く。ピーク時で仕方が無かったのかもしれないが、ホール対応がかなり遅いことを除けば普通に良いお店。

 

それから、エクアドルに発つためチェックイン手続き。WingoというLCCを利用。

事前オンラインチェック必須です!そうでなければ追加料金を取られます。

カウンターでは英語が全く通じず、その場にいた乗客の中から英語が話せる人をスタッフが募集し、通訳してもらった。。

 

2022年当時は、エクアドル入国時のコロナ対策として、オンライン健康申告書または紙の申告書の提出が義務になっていた。紙を持っているからいいかと呑気に構えていると、Wingoにはオンライン申請を要求された。

 

フライト自体は無事予定通り飛びました。ボゴタ―キト間のフライトで約2~3時間。

空港の1F外にある売店のカウンターに話しかけると購入できます。売り場にSimカードを置くのではなく、レジ裏に隠しておいて聞かれたら差し出すことになっているよう。中南米で評判の良いClaro!のプリペイドSimカード(3GB)を5ドルで購入。

 

すっかり夜になってしまったので、空港タクシーを呼んでHostal Yumbo Imperialという宿に向かった。旧市街にあるから観光に便利!

運転手の話によると、キト空港(UIO)は市街地からかなり離れていて、昔は中心部にあったものの拡大リニューアルに合わせて今の遠隔地に移転してきたらしい。