イギリスのバス会社、Stagecoachに文句を言いたいだけの記事です。
電車や地下鉄、バスなどの公共交通機関が発達している日本の大都市とは違って、イギリスは田舎(ド田舎でもなく普通の地方エリア)では移動手段がかなり限られます。
首都圏・京阪神に何年も住んできた筆者にとって、ここでは何もかもが超不便。
かつての日本はイギリスの鉄道システムを参考にしたはずなのに、今となってはイギリスが随分後ろにいるような。
イギリスに来てから、特にStagecoachのバスをほぼ毎日利用するのですが、これがとんでもない災厄モンスターなのです。
災厄ポイント①大遅延が当たり前、定刻に来たら拍手
時間に正確な日本と比べたら、それはどこに行っても不満が出るのは仕方がないこと。とはいえ、あまりに時間通りに来ない。
数分遅れならまだ分かる。
しかし、20分~40分遅れが日常茶飯事。
どうにかしてくれ。
いつも遅れてるからとのんびりバス停に向かったら、定刻よりちょっぴり早く出発しちゃっているなんてこともザラ。
どうにかしてくれ。
災厄ポイント②バスが来るか来ないかはギャンブル
一応、時刻表は存在する。
バス停のポスター、電子パネル、アプリで確認可能です。
ポスター →常時遅延運行の下で、ポスターはあって無いようなもの。
電子パネル →「到着まで残り1分」の表示のまま20分以上待たされる。
または、そもそも何も表示されない。
または、いつの間にか消滅する。
アプリ →この中では一番信頼できる。
まあまあ遅延情報をアップしてくれる。
しかし、頻繁に更新が途絶える。
さらに、アプリではバスのGPSも見ることができる。
マップ上で現在地を確認できるので、時刻表が頼りにならない時や、手っ取り早く最寄りのバスを捕まえたい時はこれを使うことも。
だがしかし。GPSがきちんと作動しているかどうかは運次第。
正常作動率、体感50~60%です。
時刻表もGPSも何も教えてくれない時は、バスが来るのか来ないのか、一切分からない。
災厄ポイント③不潔で暑い
バス会社による車両清掃が甘いのか、乗客のマナーが劣悪なのか、その両方か(おそらくこれ)、車両は基本的に汚いことが多いです。
ゴミやら飲み物やらで床は汚れているし、座席もあんまり清潔とは言えない。
特にダブルデッカーバスの場合は二階席後部が酷い。
階段を使えない高齢者が一階席に留まり、元気のある若者が二階席の後ろに座る傾向にあり、単に彼らのマナーが悪かったり、夜遊びをして酔っぱらったまま散らかしたりしていくのでしょう。
大学でも、講義室の後列の治安が悪いのと同じですね。
また、エアコンが無いので、夏は熱波に見舞われるとひたすら暑いです。
サウナのような蒸し暑さが延々と続き、乗っているだけで熱中症になりそう。
災厄ポイント④ぼったくり運賃
なかなか腹が立つことに、運賃が高い上に値上げが止まらない。
片道£3
1day£6
ウィークリー£24
複数エリア一日券£9
複数エリアウィークリー£36
というやや強気な運賃設定。
しかもチケットはエリア制で、住んでいる場所や移動区間によってはかなり損というか理不尽な目に遭わされる。
それでも憎めない理由①
電車が高い。
ざっくり言って、運賃はバスの二倍くらいかかります。
しかもロンドンから離れると鉄道網が網というより縄になります。
だからバスの方がまだまし。
それでも憎めない理由②
車移動でも結局渋滞に巻き込まれる。
一生終わらないのではないかと疑いたくなる道路工事のおかげで、いつもあちこちが封鎖されています。
さらに、街中にはガレージや駐車場があまり無く、みんな道路脇に駐車するので、少しでも道が狭くなると実質一方通行状態になります。
公共交通機関が不便だから車に乗るのに、車に乗っても渋滞に足止めされる不幸。
だったら、比較的安くて身軽なバス移動でいいか。
それでも憎めない理由③
運転手が優しい。
全員ではありませんが、丁寧で愛想の良いドライバーさんにあたるとこちらも嬉しい。
挨拶や短い世間話をするだけで、気持ちが明るくなります。
正直言って、これほど大きなバス会社がこれほどお粗末なサービスを以てして地域を独占しているのは異常です。
それでもいつもお世話になっているので、安全運転してくれるドライバーさんたちに感謝!













