2022年9月の旅行記です。大学四年生の夏休みの大冒険。
キルギス、ウズベキスタン、カザフスタン、コロンビア、エクアドルと連続でバックパッカーをしてきて、ついに6カ国目チリにやってきた。
コロンビアやエクアドルのやや厳つい南米の雰囲気とは打って変わって、サンティアゴの街は洗練された都会の印象です。
ただし他の都市同様、サンティアゴ市内でも地区によって貧富・治安の差は大きい。
Vitavura、Las Condes、La Reinaなどが上級地区として有名だと思います。
今回筆者が最初に宿泊したのも、比較的治安がいいとされるProvidencia地区にあるホテルです。この辺りは各国の大使館が多く並ぶエリアです。
早速市内観光へ。
サン・クリストバルの丘(Cerro San Cristóbal, 880m)は全体が公園になっています。自力で登るのも良し、ロープウェイに乗るのも良し、好きな方法で頂上まで登れます。ロープウェイに乗る場合はQRコードで運賃を支払うことになります。
この日は曇っていましたが、晴れの日はもっと爽やかな景色が広がっていることでしょう。現地民曰く、空気が澄む雨の翌日が狙い目だそう。
敷地内にはチリと日本の友好を記念して作られた日本庭園があります。やっぱりなんとなく真似して作ってみた感はありますが、これはこれで上手く融合していると思います。池には魚が泳いでいて、桜の木もちゃんと植えられている。
他にも、敷地内には子供向けの遊具もあり、多様な植物が見られ、植物園のような役割も果たしています。麓には動物園も。単なる丘ではなく、総合自然公園に近いかも。
お次はスカイ・コスタネラ(Sky Costanera)。厳密に言えば、こちらの写真はモール・コスタネラ・センターです。300mの高層タワーに隣接したショッピングモール。アパレルやちょっとおしゃれなお店が多い。最寄りの地下鉄駅はTobalaba駅です(SuicaやICOCAのようなメトロカードbip!を購入すれば簡単に乗れます)。
スカイ・コスタネラの展望デッキに登る場合は、入場料が必要。
お次はロス・ドミニコス手工芸地区(Centro Artesanal Los Dominicos)です。
チリの伝統的な手工芸品やハンドメイド、アートが集結しているエリア。
木の温かみを感じる建物も可愛らしく、エリア内は植物と猫で溢れています。
特にお金は払わずに自由に出入りできるので、チリ土産を買うのにも、商品を眺めて楽しむのにも良いスポットです。
こちらも地下鉄駅から徒歩でアクセス可。
今回のチリ滞在は南部パタゴニア地方がメインだったため、市内観光は100%できず。
ただ、日本人からすればかなりナチュラルに移住できそうな街だと思いました。
実際に日本企業も多く進出しているので、違和感なく馴染めそう。
次回はパタゴニア地方でのアウトドア体験について書きます。