INTERNATIOMARU BLOG

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[ドミニカ共和国旅] 電子書類(eチケット) | オンライン出入国申請のやり方

 2024年1月の旅行記です。

 

外国人がドミニカ共和国に(or から)出入国する際には、オンラインで申請情報を登録しておく必要があります。

 

日本語での情報があまり無かったので、かなりざっくりではありますが実際の経験を書きたいと思います。

 

自分で用意したインターネット環境があれば、現地の空港に着いてからでも登録できます。ただし、フリーWi-fi頼みの場合は、入国審査前のエリアでは接続できなかったので注意。入国審査と税関を抜けた先のメインロビーでは空港Wi-Fiが使えました(速度は遅い)。

 

出入国のオンライン申請は下記リンクのサイトで行います。

 

eticket.migracion.gob.do

 

リンクを開くとこのような画面が出てくるので、

新規申請→青 Appliaction、申請照会→オレンジ Consult を選択して始めます。

 

 

 

後は申請画面の指示に従ってコツコツ入力していきます。

質問項目は、国籍、居住地、住所などの基本個人情報の他、職業、婚姻関係の有無なども聞かれます。

 

特に、フライト情報は詳しく入力する必要があるため、フライトのeチケットを手元に用意しておくのがよいでしょう。

 

Embarkation Port→搭乗空港

Disembarkation Port→降機空港

 

 

ちなみに、スペイン語版のサイトしか利用できなかったのは筆者だけでしょうか?

アメリカの空港Wi-Fiを使ってアクセスしたのですが、言語選択ができず、仕方なくスペイン語設定のまま申請しました。それではいくらなんでも非スペイン語話者に不親切すぎるので、たまたま調子が悪かっただけだと思いますが。

 

入国申請を終えると、「続けて出国申請も行いますか?」とポップアップが出てくるので、そのまま進んでしまいましょう。

 

一部加工しました

 

一通り入力が終わると、入国用と出国用のQRコードがそれぞれ発行されます。

申請番号(Application Code)とこのQRコードを大事に取っておきます。PDFをダウンロードするか、スクリーンショットをとるかして、オフラインでもすぐに開けるようにしておくのが吉。

 

ここまで済んでしまえば、後は入国審査の列に並ぶだけ。

筆者の場合、実際の入国審査でスタッフに提示したのはパスポートのみでした。あちらのオンラインシステムにきちんと登録されていて、パスポート番号と相異が無ければノープロブレムのよう。

 

出国時も特にこの申請書類を自分で使う場面はありませんでした。

 

以上、安全に気を付けてドミニカ共和国をお楽しみください。

[ドミニカ共和国旅] 絶対に行きたい隠れ観光スポット!Cuevas de las Maravillas (奇跡の洞穴)

2024年1月の旅行記です。

 

ドミニカ共和国と言えば、プンタ・カナのビーチリゾート or サント・ドミンゴの旧市街 or ボカチカのビーチ、が観光客に人気です。特にプンタ・カナは欧米人観光客のバケーション先としての需要が高い。

 

筆者のイチ押しは洞窟観光です。旧市街からほど近いロス・トレス・オホス国立公園の青い湖とエキゾチックな岩窟も見応え抜群ですが、可能ならもう少し東に足を伸ばしてクエバス・デ・ラス・マラビージャス国立公園を訪れましょう。

 

エバス・デ・ラス・マラビージャス (Cuevas de las Maravillas: 奇跡の洞穴)

地下約30m、奥行き約800mの巨大地下鍾乳洞です。

ロケーションは、首都から東に車で1時間半ほど、サン・ペドロ・デ・ロス・マコリス(San Pedro de los Macorís)とラ・ロマーナ(La Romana)という町の間です。

 

一人300ペソで入場料+ガイドさんがついてくれます。

もしかすると英語でも対応してくれるのかもしれませんが、筆者は現地の友人と一緒だったためスペイン語で説明を聞きました。(20代半ばのイケメンガイドさんがとてもフレンドリーにアテンドしてくれて嬉しかった。。)

 

1942年にコロンブスエスパニョーラ島を発見したのをきっかけにアメリカ大陸が植民地化されていった訳ですが、元々島に住んでいたのは先住民タイノ人でした。

この洞窟にはそのタイノ人によって描かれた約500の壁画が残されています。

画像:Wikipediaより

壁画と聞いて想像するタイプの画の数十倍可愛らしい。

現代の子供も自然に描いていそうなタッチ。

 

洞窟内に形成されている鍾乳石の形を見ていると、長い年月と自然の力に圧倒されます。800年かけて1cm下に伸びるそうです。

 

そんな洞窟ですが、歩いていると上から蔦のようなものが沢山垂れ下がっているのに気が付きます。これは、なんと地上の木々が水を求めて地下まで伸ばしてきた根だそう。

 

また、洞窟内は撮影禁止となっています。フラッシュによる壁画の損傷・劣化を防ぎ、保護するためです。ネット上では、ガイドさんの許可を得て、フラッシュ無しで写真を撮ったというレビューもありました。

 

洞窟の外にはイグアナ園があります。大小様々なイグアナを見ることが出来るのですが、なぜかこの時は囲いの外、遊歩道のすぐ近くに一匹イグアナがいました。たまたま脱走したのか野生なのかは不明です。

 

駐車場の真後ろの景色

上の写真の中央右側に見えるのが国立公園の入り口です。

そこから駐車場までやってくると、芝生広場で放し飼いにされている馬たちに会うことができます。チケット売り場の近くにはチャボ?鶏も放し飼いにされていました。

 

他の観光地から少し離れたところにありますが、ぜひ行って欲しいおすすめスポットです。洞窟内は薄暗く濡れているので、歩きやすい靴を忘れずに!

[ドミニカ共和国旅] カリブ海なのに日本庭園が見られる国立植物園 Jardín Botánico Nacional

2024年1月の旅行記

 

サント・ドミンゴにはカリブ海最大の植物園があります。

ハルディン・ボタニコ・ナシオナルです。

旧市街からもそう遠くないので、観光しやすい立地で、車または地下鉄+バスでアクセスできます。

 

ドミニカ共和国があるエスパニョーラ島の自然を観察できる場所としても十分価値があるのですが、面白いことに日本庭園があるのです。

 

 

ちなみに園内の水辺にはガチョウがいるのですが、攻撃的なためむやみに近寄るのはやめましょう。実際に別の観光客がガチョウに追いかけられて走っているのを見かけました。

 

庭園のそばには謎のお堂も建っています。中には何もなく、説明板も無かったため詳しい事情はわかりませんでした。

 

 

また、この植物園は会員パスも発行しているらしく、パスを首から下げてランニングしている利用者も多く見かけました。

ドミニカ共和国は黒人系が圧倒的に多いにも関わらず、植物園の地元の利用者はほぼ白人でした。日々のアクティビティと所得と人種に相関関係がありそうです。

街中で見かける広告写真も、9割の格率で白人系モデルが起用されています。

 

ランニングの他、ヨガをしているグループもいました。この植物園は単なる観光スポットではなく市民の憩いの場、活動の場になっているようです。

 

植物園は結構広く、じっくり全部を見て周ろうと思えば1時間半はかかると見ました。

小鳥のさえずりを聞きながら緑に囲まれて散歩をすると幸せ気分になれます。

自然が好きな方、旅行でのんびりしたい方におすすめのスポットです。

 

既に何度かほかの記事にも書いていますが、ドミニカ共和国は旧市街以外にもたくさん観光名所を隠し持っているため、日程に余裕を持ってお越しになることをおすすめします。

[ドミニカ共和国旅] ボカチカより綺麗?地元民おすすめの穴場ビーチ

2024年1月の旅行記

 

現地民がおすすめする、Playa Juan Dolioというビーチへ。

サント・ドミンゴから車で一時間、ボカチカよりもさらに東に位置するビーチです。

ボカチカもビーチで有名なのですが、こちらの方が静かで水が綺麗だそう。

 

道中は、Dembow(ドミニカの早口レゲトンみたいな音楽)を聞きながらオーシャンビューを楽しみました。海岸沿いの遊歩道がある道をマレコン(Malecón)と呼ぶそうです。

Vibe

平日の日中とはいえ、地元民も観光客もほとんどいません。

静かにのんびりできる素敵な場所でした。水は青くキラキラ輝いて、近くで見ると透明。小魚の群れが泳いでいるのもはっきり見えました。

 

野良犬がふらりとやってきて、突然筆者のイスの下を掘り始める。

何かと思っていると、そのまま丸くなって寝てしまいました。

 

 

車が無いとなかなか行けない場所なので、Uberを使ってアクセスするのもありです。

もしボカチカ付近に滞在する予定があれば、ぜひ行ってみてください。

[ドミニカ共和国旅] 現地民が選ぶおすすめグルメ&レストラン

2024年1月の旅行記

 

筆者のドミニカ共和国での食事を紹介します。

どれも現地民によるお墨付きセレクトです。

 

その1 バンデーラ(Bandera:「旗」の意味)

サラダ、煮込みチキン、レッドビーンズスープ、お米、の組み合わせプレート。

ドミニカ共和国の定番食だそう。それぞれの食材を少しずつ取って混ぜて食べると美味しい!

バンデーラ

その2 プレジデンテビール

ドミニカ共和国を訪れた観光客が一度は絶対飲むというビールがこちら。

筆者はお酒に関心が無いため、普通のビールとの違いが分かりませんでしたが、冷やして飲むと美味しいとのこと。

 

その3 チチャロン(Chicharón)

皮つき豚肉を揚げたもの。このレストランでは豚肉を使っていますが、他では豚の皮だけを揚げたものが多いと思います。ザクザクジューシーで、レモンをかけると最高です。

 

その4 モフォンゴ(Mofongo)

ドミニカ共和国の主食、国民食。日本の白米ポジション。

プラターノという青バナナのマッシュと、お肉とコーンを混ぜたもの。

 

その5 チージョ・フリート(Chillo Frito)

鯛の姿揚げ。ドミニカ共和国ではビーチで食べるならこれ!という食べ物らしい。

ちょっとお高いですが、海を見ながらのんびりと食事を楽しむのもいいですね。

 

その1とその2はコロンブス公園横のレストランで頂いたもの。お店の名前は不明。

その3とその4はPork&Beerというお店で頂いたものです。

https://porkandbeer.apo.do/

その5はPlaya Juan Dolioというビーチの飲食店で頂いたもの。お店の名前は不明。

ごめんなさい。

 

以上、現地民厳選、ドミニカ共和国に来たら絶対食べて欲しいグルメでした!

 

[ドミニカ共和国旅] サント・ドミンゴ観光 | 独立記念公園、旧市街、ロス・トレス・オホス

2024年1月の旅行記

この日は朝8時半ごろから観光開始。早起きして暇だったので。

 

  • Parque Independencia(独立記念公園)

平日の朝早い時間だったため、この時の訪問客はゼロ。貸し切り状態。

 

  • Calle el Conde(エル・コンデ通り)

公園の真正面から入れます。メイン通りとして有名な観光スポットのはずなのに、どのお店もまだ閉まっていて、人通りもほとんど無し。企画ロケなら放送事故。

 

  • Iglesia Conventual de los Dominicos

私達がその日最初の訪問者だったようで、スタッフが鍵を開けて明かりをつけてくれました。天井のアーチ建築に加え、小部屋ごとの装飾も細部まで凝った造りでした。

 

  • Museo de Larimar(ラリマール博物館)

宝石屋さんの二階にある展示室。空調が抜群に効いている上、原石や加工品の数々を見ることができるので、炎天下から逃れながらプチ勉強をするにはなかなか良い場所。

エアコンガンガン展示室
  • Museo Memorial de la Resistancia Dominicana(ドミニカ抵抗記念博物館)

こちらの博物館の展示はボリューム満点。手持ちの飲料ボトルは入口で没収されます。入ってすぐの部屋では、細かい活字でびっしりと埋め尽くされた壁に圧倒される。鮮やかな青や赤、強い黒を使ったハイコントラストでモダンな館内デザインがお洒落。

 

一番奥には地下拷問室もあります。恐る恐る階段を下ると、ちょうど現地の高校生集団が課外授業を受けているところでした。

部屋の後方に立っている筆者に気が付いた女性教師が、最前列で見学するように勧めてくれ、男子生徒たちが道を開けてくれました。スペイン語で全部理解できる訳でもないのですが、頑張って教師の説明を聞きました。

素敵なパティオ(中庭)
  • Catedral Primada de América de Santo Domingo(サンタ・マリア・ラ・メノール大聖堂)

露出度の高い服装の場合、入口の無料貸出スカーフを使って、肌の露出を抑えます。

アメリカ大陸最初の大聖堂ということで、建築の美しさに加え、歴史的な価値のある場所です。

大聖堂を出ると直接公園に繋がっています。観光客や地元の散策客、課外授業中の高校生たちで賑わっていました。とても平和な雰囲気で、楽器隊の演奏が良いBGMに。

 

ここで、たまたま側を通りかかった8歳から9歳ほどの女子小学生の集団が、あたかも芸能人にでも遭遇したかのように揃って叫び始めた。そんなに東アジア人が珍しいのかと思っていると、可愛い、と言ってくれていました。

チル
  • ロス・トレス・オホス(Los Tres Ojos)

*入場料の支払い方法は、オンラインでのクレジットカード決済でのみ受付。

公園の名前になっているlos tres ojosは「三つの瞳」を意味しますが、実際には四つの鍾乳洞と湖を見ることができます。

どれも湖面は深く透き通った青色で、まるで鏡のように底がよく見える。

 

3つの湖は徒歩で周れますが、4つ目の湖には渡し舟に乗って向かいます。渡し守によると、ここの湖は水深6mだとか。

首都の中心地からほど近い所に、こんな大自然が残っていることがすごい。

サント・ドミンゴ自体はコンパクトな街ですが、観光スポットはたくさんあります。

筆者は2日半の滞在計画で、もう少しゆとりが欲しかったと思いました。

[ドミニカ共和国旅] フライト記録 | 成田→ロサンゼルス→フォートローダーデール→サント・ドミンゴ(後半)

2024年1月の旅行記

東京からサント・ドミンゴまでのフライト情報(再)

 

成田→ロサンゼルス(LAX) ZIPAIR

ロサンゼルス(LAX)→フォートローダーデール(FLL)

-------------------------ここまで前半の記事-------------------------

フォートローダーデール(FLL)→サント・ドミンゴ

 

 

小さな問題続きのトランジットを経て、フォートローダーデール(FLL)へ。

着陸後、乗客は搭乗ゲートから直接吐き出される。

ロサンゼルス国際空港と同じく、この空港も肌寒かったです。この日は運よく太陽の光が届いていたので、窓際の床に寝そべっている人も結構いました。

 

 

今回、アメリカの空港で合計約4日分の時間を過ごして感じたのは、マナーと衛生観念の無さ。もちろん全員がそうではなく一部の例だけれど、やはり品の無い人が多い。

 

直接床に包装紙を広げてハンバーガーを食べる人もいれば、トイレでスピーカーホン通話をする人もいた。何よりも衝撃的だったのは、鞄を床にずるずる引きずって歩く人がちらほらいたこと。潔癖症の人には見るだけで拷問。

見るに堪えない違法行為

フライトの話に戻ります。

フォートローダーデール発、サントドミンゴ着のフライトはほぼ満員。3列×3列の小さな機体です。

 

筆者の座席は、最後尾から2列目の通路側でした。

通路を挟んで反対側には、男性三人が窮屈そうに着席。体も荷物も明らかに通路にはみ出しています。飛行機のドアが閉まる頃には、三人は打ち解けてお喋りしていました。それを見かねたベテラン風のCAさんが、たまたま空いていた最後尾に男性二人を振り分けました。礼を言う二人に対し、「これでちょっとは静かになるしね」と返すCAは流石。

筆者も座席移動OKの声をもらったので、男性二人が移動して空いた席に着席。

 

フライトは順調。パイロットがやたら親しげに、かなりの頻度でアナウンス。喋りすぎなのでは、と思うほど頻繁にアナウンスが入っていました。

CAさんたちはみんなフレンドリーで明るく、最後尾に移動した例の男性客は、最後に熱い別れの挨拶を交わすほどCAと仲良くなっていました。

 

そうして定刻より数分早くサント・ドミンゴに到着。

着陸後、シートベルトを締めて席を立たないで、というお決まりのルールも完全無視で次々とトイレに立つ乗客たち。お咎めも無しです。

 

降機後、入国審査と税関を抜けるとあっという間に出口。

到着ロビーのClaro!で7日間用SIMカードを4ドルで購入。パスポートさえあれば5分程度で購入~セッティングまでできます。

 

外に出るとむわっと暑かったものの、気温は26度とそう高くないので日陰にいれば大丈夫。この後現地の友人が車で迎えに来てくれ、宿まで送ってもらいました。

 

今回宿泊した宿:HOSTEL57(ドミトリー部屋を選択)

旧市街付近では最安ランクなのに、設備やサービスが充実していました。

レセプションのいかついお兄ちゃんは、意外にも優しく対応してくれます。

8人部屋で、部屋の中には水回り一式有り。共用部はリビングとキッチン、ダイニングルームがあり、自炊も可能。

 

次回以降は市内観光について書きます。