2022年9月の旅行記。大学4年生の夏休みの大冒険。
朝9時頃には集落を後にして下山を始めた。朝は特に空気が澄み渡っていて、空の青さが際立つ。大きな川や厳しい岩道などの多彩な景色を見た。
私はぺたんこのキャンバス生地のスニーカーで歩いたので、足の裏に直接に石が当たって常に足つぼ状態だった。痛すぎてゆっくりとしか歩けなかった。途中で何度か沢を超えなければならず、私の穴の開いた靴底からはやっぱり水が入ってきた。アルティン・アラシャンでトレッキングをする際は、きちんとした登山靴を履いてください。
同じ宿から出発してきたアムステルダム出身の三人組と道すがら何度か会った。登山道は一つしかないため、ひたすら前に続く道を歩き続け、ようやく見覚えのある場所までやってくると一安心した。
アクスー村とアルティン・アラシャンへの道の分岐点にあるバス停にて、カラコル行のマルシュルートカを待つ。そのうちすぐにアムステルダムのトリオもやってきて、村の小学生と一緒にマルシュを待った。
宿の近くでバスを降り、宿に戻る。この日は宿のオーナーの20歳の息子さんがレセプションをしていた。オーナーは嫁に来てくれと冗談を飛ばしていた。洗濯とシャワーを先に済ませてから、また外に出て食べ物を調達することにした。
流石に昨日からろくな食事をしていないとお腹が空いていたので、数日前に乗ったアルマトイ→ビシュケク行のバスで例の少年が食べていたのと同じメーカーのチーズクラッカーと、チョコレート、シリアル付きヨーグルトを買った。
その後は、明日のルート確認や旅費の確認など、部屋で作業をして過ごした。
カラコル散策については、次回記事にて綴ります。