イギリスでのオペア体験の感想。
ネットで「オペア」と検索すると、辛い、辞めたい、といったコメントを多く見かけました。
これからオペアをする方にポジティブな気持ちで挑戦してもらうためにも、筆者の体験をシェアします。
一言で言うと、イギリスでのオペアは最高でやって良かったです。
人によって違いはありますが、筆者の場合は下記のような環境でした。
【条件】
・家賃・光熱費・食費はホストファミリー負担(基本的な契約ですね)。
・労働時間は、約15時間/週。
・お給料は他ヨーロッパのオペアよりは高め。
【環境】
・鍵付き個室と自分用バスルームあり。
・市街地・最寄り駅まで徒歩20分、バス停まで徒歩2分の立地。
・ホストファミリーの家族構成は、お父さん、お母さん、成人済み娘さんの3名。
【仕事内容】
・主に、軽い掃除・料理・ホストシスターの話し相手になること。
・一週間単位のタスクさえこなせば、勤務時間はほぼ自由。
初対面の日には空港まで迎えに来てくれ、ホストファミリーの優しく明るい性格のおかげですぐに打ち解けました。
普段も、ランチを作ると毎回必ず「すごく美味しい!ありがとう!」とホストファミリーの皆さんが言ってくれました。
掃除をする度にも、「掃除機かけてくれたのね!ありがとう。とっても助かる!」などと感謝されました。
私はどうしても、報酬を頂く=雇用関係にある=仕事、とどこかで捉えており、責任感をもってなるべく完璧に自分の仕事をこなしたいと思っていました。
一方でホストファミリーは、もうあなたは家族の一員なんだから!と言って本当に血縁関係のある家族のように温かく接してくれました。
そのため、本来は私の仕事であるタスク(食器の片付けなど)もホストファミリーが積極的に手伝ってくれてました。
そして、家族で外出や外食する日には必ずお誘いの声をかけてくれました。
仕事やお出かけ以外にも、日常生活でも何か小さな困りごとがあればすぐに助けてくれ、まさに本当の家族のようによくしてもらいました。
プライベートでも、ジムに通ったり、ハイキングや街歩きに出かけたり、友達と遊んだり、スペイン語(イギリスに来たのに)を勉強したり、毎日充実していました。
元々、筆者のオペアの目的は貯金や語学ではなく、バケーション+自己探求であり、結果的にはどちらも無事に達成されたと思っています。
日本で会社を退職していきなりやってきたイギリスでしたが、オペア期間終了後には第二の故郷と思えるほど大好きになりました。
ホストファミリーの皆さんからは、「あなたが来てくれて本当に良かった!いい影響と刺激を与えてくれてありがとう!本当にあなたの存在に助けられた」との有難いお言葉を頂きました。それはこちらも同じなのです。。
最後には、「いつでも帰ってきてね。ゲスト用の部屋は用意しておくから、寂しくなったり何か困ったりしたらすぐに頼っていいのよ。もうあなたは家族同然なんだから」と優しく伝えてくれました。
今回のホストファミリーとのマッチングは運が良かったというのもありますが、事前にビデオ通話を何回か重ねて、渡航までメッセージのやりとりもたくさん続けていたことで、お互いにとっていい選択ができたと思っています。
これからオペアに行く方、検討している方には、このようなポジティブな例もあることを知ってもらいたいです。